暗い時代の前に『モナリザの微笑』

『すばらしい新世界』であまりにも有名なハックスリーの短篇集。古くはあの中島敦が訳したりもしていました。でも、今では『すばらしい新世界』以外の小説はあまり読まれていないかも・・・という現代に堂々の新訳が登場!イギリスらしい毒とユーモアが、人間観察の域を超えている作者の目を通して、じわじわと染み渡ります。人の裏の裏を読みつくしたこういう作家が、いま必要です。

小国 貴司(BOOKS青いカバ)

2020年の1月でオープン3年を迎える本駒込の古本屋&本屋です。「石の上にも3年」ですが、座っている石の座り心地がわからず、そわそわとしながら、これからも頑張っていきたいと思います。