フジモトマサルさんの絵がすきです。『という、はなし』

『という、はなし』(吉田 篤弘(文) フジモトマサル(絵)ちくま文庫/800円 + 税

フジモトマサルさんの絵がすきです。

文章1ページ、絵1ページ、文章2ページの全4ページで1話。それが24入っています。
絵を見ながら読み進めていって、ページを1回めくったら、小さな物語の結末はすぐそこ。それを繰り返すうちに、「なんだか紙芝居みたい?」と思えてきました。実際に声に出して読んでみたら……自分に見せて聞かせる、絵は1枚の超短編紙芝居。意外と楽しいです。
もともとフジモトマサルさんの絵が大すき。なかでもこの本は、どの絵にも、じっと本を読む者たちが描かれていて、とくに気に入っています。その姿は動物だけれど、わたしのようだったり、友だちのようだったりするから、もういっそ、この世界に入ってしまいたい!

功刀 貴子/ブックピックオーケストラ

往来堂書店で販売中の文庫本葉書を作っています。ぜひお手に取ってみてください。包まれている本には、これまでのD坂文庫で出会ったものもたくさんあります。